鉄瓶の使い始め・使い方

○鉄瓶の使いはじめ + 使い方

「鉄瓶」は決して難しい道具ではありません。コツは「水をいれっぱなしにしない」「かわかすこと」です。

 

○使いはじめ

・新しい茶葉を用意してください。(日本茶か紅茶)

1 .鉄瓶の内部を水で軽く洗ってください。(スポンジやタワシは厳禁)

2 .鉄瓶の八分目まで水をいれ、新しい茶葉を加えます。(1ℓの鉄瓶で大匙2杯ほど。日本茶でも紅茶でも、タンニンの出るお茶を使ってください。

あとの処理が楽になるので、ティーバッグタイプか、お茶パックを使ってください。)

3 .蓋はしないで、茶葉をいれた水で、30分以上煮てください。(サビ止めのために施している漆の匂いを消し、おいしいお湯にするため)中温で、吹きこぼれに注意して、お湯が減ったら足し湯をしながら、ゆっくり煮てください。

この工程の時間は長ければ長いほど良いです。当工房では半日はかけて行います。面倒くさい手間ですが、この工程が良い鉄瓶に育てるための大切な時間になります。ぜひ楽しんでください。

4 .茶葉をこして鉄瓶を軽く洗って、ぬるま湯で鉄瓶を軽く洗ってください。(冷たい水を使うと割れる恐れがあるので、注意してください。)

5 .鉄瓶の八分目まで水を入れ、2回沸騰するまで沸かします。1回目は沸騰したらそのままお湯を捨て、2回目に試し飲みをします。

6 .2回目に沸騰させたお湯を試し飲みします。嫌な臭いがせず、まろやかなお湯と感じたら、使いはじめとなります。

 

○日常の使い方

*ガスでもIHでも使えますが、どちらでも中火以下で沸かし、使い終わったらすぐ空にしてよくかわかすこと」が一番のポイントです。

1 水を8分目までいれます。

2 蓋を少しずらして上にのせ、中火以下でゆっくり沸かします。沸騰後も少し長く火にかけると鉄分がより多く溶け出すと言われていますので、参考にしてください。

3 お湯を使います。余った分はポット等に移し、鉄瓶の中を空にします。

4 使用後は、蓋をはずして中を乾燥させることを心がけて保管します。(使用後の水分を完全にとばすために、弱火で20〜30秒程度空だきする方法もありますが、その際はその場を離れず、十分に注意して行ってください。)

*鉄瓶にとって「油」が大敵ですので、ガス台の上に置きっぱなしには決してしないでください。(鉄瓶に油がつくとシミになり、修理が難しくなります。)

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